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干場勝治さん、道重重一さん報告会

最終更新日:2017年10月28日(土曜日) 19時09分 コンテンツID:2-14-11681

海・川の名人 能登町の誇り

認定の喜びを語る干場さん(右)と道重さん

高校生たちがその道の「名人」から取材する「聞き書き甲子園」で、実行委員会が「海・川の名人」に選んだ干場勝治さん(宇出津新)と道重重一さん(小間生)の2人の元に認定証が届き、10月23日に役場能都庁舎で報告会が行われました。

漁具鍛冶・野鍛冶の干場さんは、全国漁港漁場協会が「海の名人」に認定。川漁師の道重さんは、全国内水面漁業協同組合から「川の名人」に認定されました。
町内唯一の鍛冶屋「ふくべ鍛冶」の3代目である干場さんは、山と海の恵みに富んだ奥能登らしく、農家の鍬や漁師が魚をさばいたり、絡まった網を切ったりする万能包丁「マキリ」など、多彩な道具を手掛け奧能登の暮らしを支えています。近年は、長男の健太朗さんと共に、漁師の意見を聞いて新しい器具を開発したり、車での移動販売・修理を展開したりしています。
道重さんは、柳田地区独自の漁法である「ヤツメウナギのカンコ漁」を受け継ぎ、守り続けています。さおに「カンコ」と呼ばれるカギ状の針を付けた漁具を使い、産卵のために町野川を遡上してきたヤツメウナギを引っかけて捕まえます。激減するヤツメウナギを増やすための石川県立大学による取り組みにも協力しています。

あいさつで干場さんは「地域の人たちの道具の“便利屋”として、少量多品種の製造で頑張りたい」と抱負を述べました。道重さんは「人工繁殖させた稚魚を地元の小学生が放流した。大きくなって戻ってくるはず」と語りました。
持木町長は「県内で名人に認定されたのは、この2人だけで、誇りに思う」とたたえました。

これに先立ち、9月には高校生による取材が行われています。
9月18日には、能登高校2年の鍋谷丞(たすく)さんが干場さんの工房を訪問。9月23日には道重さんが、大阪教育大附属高校2年の秋山莉花さんから取材を受けています。

干場さんの工房を訪問した能登高校の鍋谷さん(左)

道重さんにインタビューする大阪教育大附属高校の秋山さん


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