最終更新日:2024年7月12日(金曜日) 8時04分 コンテンツID:3-10-861
どいやさ祭①
どいやさ祭②
どいやさ祭③
袖キリコが太鼓や囃子に合わせて、担いで船揚場の波打ち際まで降ろし、2本の積棒(つんぼ)を袖キリコの台に差し込み、太鼓や囃子に合わせて持ち上げ、伝馬船に積み込むところが一番の見せ場。
起源については残されているものは無いが、当時の長老の話の中にも、伝馬船に乗せて、風に流された事などが書いてあり、姫漁協はイカ釣りが盛んで、北海道へイカ釣りに行くようになってから、祭礼の時期が変わった事なども書いてありました。また、祭りは海上の安全と大漁を祈願するものとも書いてあり、真脇も戦前までは袖キリコを出していたと聞いています。
小木、越坂もそうですし、旧小木町は袖キリコ文化圏だったと思われます。姫の袖キリコと小木、越坂の袖キリコは、形が少し違い、姫の絵は基本的に前面に描き、人物の背景の絵は、色紙を貼り、奥行きがあるよう遠近法で描きます。
1970年代、諸事情により祭が簡略化されていたが、2000年に地元の方々の努力によりもとの形に戻った。
開 催 日:毎年7月第4土曜日(令和6年は8月第4土曜日)
開催場所:能登町姫地区全域
<見所>
船揚げ場にて袖キリコが伝馬船に積み込まれる模様は見応え十分。積込み後、伝馬船で港内を巡航する袖キリコの灯りで海面が照らされ、花火が打ち上げられると、幻想的な雰囲気に包まれる。
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