最終更新日:2022年8月1日(月曜日) 8時35分 コンテンツID:3-10-3025
いどり祭
過去の模様
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6つの町内が交代で当番となり、男子のみで造った大鏡餅2枚(直径1.2m)、丸形小餅50~60個、とうし餅16枚を神前に供し、明年度大鏡餅を造るべき当番の者を陪賓としてもてなす。この時、陪賓たちは鏡餅やお膳の餅などについてさまざまな難くせをつけ(いどる)争い、これに対して当番はいろいろ弁解するが、容易に治まらないので神主が仲裁に入って話が治まる珍しい神事。
正式には八講会(はっこうえ)と称せられ、当屋制による古風な新嘗祭りの一つである。一条天皇の西暦年中(990~994年)の旧10月7日に、浦人の夢の告げに、菅公の像が波に漂っている事を知り、桜木社(大己貴命・小彦名命・木花咲耶姫命の三神を祀る)のある地に社を設けて祀った。その後、享禄年中(1528~1532年)、鵜川の馬場の婆の夢に、鵜川に早く社殿を造るよう、お告げが二夜もあり、村長の伝兵衛慰に語ったので、明る年の旧3月21日に遷座された。という訳で菅原神社は旧3月21日と旧10月7日の両日が祭日となっており、伝兵衛慰の子孫が祭りの主賓となり、両祭日には桜木神社に渡御が行われている。この祭りの奉仕に組織があり、名組当番が決められていた。すでに天文3年(1534年)に決められたものが現在まで踏襲されている。
開催日 /毎年11月7日
開催場所/能登町鵜川地区(菅原神社)
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